本日は、漫画大好き芸人トランジットの原のこし君による漫画紹介のコーナーです。今回ご紹介するのは、ラグビーをテーマにした珍しいスポーツ漫画『最強の歌』です。この作品は、絵本『プンプン姫』の作者の弟である漫画家がジャンププラスで新連載している作品で、既に10話以上が配信されています。

『最強の歌』は、田舎出身の主人公、山田金山が都会の高校に進学し、ラグビー部で活躍する姿を描いています。物語の舞台は、ラグビーのアンダー15日本代表が世界一の強さを誇るという世界観。主人公である山田金山はラグビーについて何も知らないものの、持ち前の野生的な身体能力を武器に、日本代表メンバーであるパーフェクトスカットに立ち向かいます。

物語の始めは、田舎でイノシシを担ぐようなワイルドな金山が、都会に出てきて、“喧嘩の一番強いやつは誰だ”と挑発してラグビー部に入部。このラグビー部は緩い部活として描かれており、パーフェクトスカットと戦った経験があるキャプテン夏目清は自信喪失状態。しかし金山との出会いを通じ、燃え上がる魂を取り戻していきます。

この漫画の見どころは、身体能力の化け物である金山が、どのようにラグビーの世界で成長し、仲間と共に強敵を倒していくかという点です。また、ラグビーの戦略性やチームプレイの重要性を描き、熱血スポコン漫画の要素もたっぷりです。ラグビー経験のある原のこし君によると、全くラグビーを知らずに始めた金山が、認められていく様子は爽快で、漫画の中で共感を呼び起こします。古典的なスポーツ漫画の要素を持ちつつも、新しい展開が期待できる『最強の歌』、ぜひご覧ください。

本日の紹介はここまで。この『最強の歌』を通じて、ラグビーの魅力も感じられると思いますので、興味を持った方はぜひチェックしてみてください。